CAくわちゃんの転職お悩み相談室 <長引く転職活動の苦しさを乗り越えるために>
「CAくわちゃんの転職お悩み相談室」では、名大社のキャリアアドバイザーの「くわちゃん」こと桑山栞が、あなたの転職の疑問やお悩みにお応えします。
今回は、仕事を続けながら転職活動をしている人からの相談。活動が長引いて苦しくなった時、どのように考えるといいかアドバイスします。
この記事のポイント
・転職活動に挑む理由を改めてはっきり確認しよう。
・期限を区切って活動すると気持ちもスッキリ。
・失敗の辛さより、転職活動での成長に目を向けて。
相談者
ご相談ありがとうございます。
実際にやってみないと分からないことですが、働きながらの転職活動は大変ですよね。
きっと想像以上にしんどくて挫けそうになっているのだと思います。とはいえ、就職活動のご経験があれば、転職活動を楽なものとは思っていなかったはず。
それでも「転職したいな」と考えるだけでなく、一歩踏み出したのは相応の理由があるから。まずは、自分がなぜ転職するのかを再確認してはどうでしょう。
くわちゃん
例えば、転職する事情によって「いつまでに決めたい」と期限が区切れるのであれば、モチベーションを保つ目安ができます。
特別な理由がなくても期限を区切ってみるのはひとつの手です。「いつか決まればいい」とずるずる続けてはストレスばかりたまりますから。
一旦ゴールを決めた方が気持ちもスッキリしますよ!
くわちゃん
相談者
なるほど。確かに私も期限は決めずに活動していました。
一度節目をつくるのは、気持ちが切り替わっていいかもしれませんね。
次に、これまでの活動を振り返って、あなたの苦しさの原因を明確にしましょう。
どこに課題があるのか。企業選び?書類選考?面接?
つまずくポイントをはっきりさせれば対策もできます。
もし自分で分からなければ、私たちエージェントに相談してください。一緒に改善点を見つけます。
くわちゃん
相談者
自分ひとりでは客観的に捉えられないこともあるので、ぜひ聞いてももらいたいです。
転職活動が上手くいかないと感じていても、ネガティブになり過ぎないのも大切ですよ。
企業を探すうちに、今まで知らなかった業界や仕事への知識が増えましたよね。
これまでの自分自身を振り返る良い機会になっていませんか。
転職活動は、同じ仕事をする日々では気づけなかったことがいくつもあり、視野が広がるチャンスです。
まだ採用という結果は出てなくても、いくつもの新しい学びを得られていると思います。
転職活動を経て自分にどんなプラスが生まれたかを省みて、前向きにがんばってほしいです!
くわちゃん
相談者
ありがとうございます。失敗にだけにとらわれすぎていた目線を変えてみます!
転職活動を始めて3ヶ月。仕事の合間を使って面接を受けるなどしていますが、なかなか結果が出ません…。
正直、もっと早く決められると思っていたのもあり、徐々にモチベーションが下がっています。
書類をつくったり、日程調整をしたり、予想以上に時間をとられていて、仕事と両立するのもしんどい。
まだ転職したい気持ちはあるので、もう一回前向きになるためにどうするといいか教えていただきたいです。