CAくわちゃんの転職お悩み相談室 <転職の面接で本音を語るのも、建前を語るのも難しい...>
「CAくわちゃんの転職お悩み相談室」では、名大社のキャリアアドバイザーの「くわちゃん」こと桑山栞が、あなたの転職の疑問やお悩みにお応えします。
今回は、面接で伝える内容に関するご相談。
あなたは、本音と建前の使い分けに悩んではいませんか?
相談者
ご相談ありがとうございます!
なるほど、本音が言いづらくて困るのは、転職の面接ではありがちなお悩みですね。
くわちゃん
まず、無理に繕った建前は人事担当者になかなか響かないと思います。
実体験のない話の筋を通すのは難しいですし、
あれこれとそれらしい理由を並べるのも、かえって空々しくなるものです。
「前の職場が自分には合わなかったから辞めた」は伝えづらい気持ちはわかりますが、
「嘘ついているんじゃないか」と疑念を抱かせては意味がありません。
かといって、なんでも包み隠さず正直に言えばいい訳でもありません。
伝える必要のないことで第一印象を悪くする必要はないので、そのバランスは難しいですよね。
くわちゃん
相談者
そうなんです!
本音を伝えようとしても、「これを言ったらマイナスでは」と考えてしまうと、どんなことを話したらいいのかわからなくなって…。
不安になるのも分かりますが、あれもこれもダメかもと思い込みすぎない方がいいですよ!
転職の原因を一歩引いて客観的に分析してみましょう。
前職を離れざるを得ない理由が自分以外のところにあったのなら、事実に基づいてきちんと伝えることで、ミスマッチを繰り返さずに済むかもしれません。
くわちゃん
「自分の経験や置かれた状況をどう分析していいか分からない」
「ひとりでは上手に伝えるための言葉が見つからない」
そんな時は、私たち転職エージェントに相談してください!
転職でつまずいてしまった方をサポートするのが私たちの役目です。
心の中にあるものを一度全部吐き出してみてください!
それから、どう伝えたらいいか一緒に考えましょう。
本当の気持ちをきちんと伝えられるようにアドバイスします。
くわちゃん
相談者
ありがとうございます!
自分ひとりで考えて、本音が出せずに面接で失敗しているので、一度全部聞いてもらえたら嬉しいです。
新卒で入社した会社を辞めて、転職活動中です。
退職を考えた理由は「仕事内容のミスマッチ」でした。
お客様にどんどん提案できる営業を希望していましたが、別の職種の担当になってしまって…。
一方で、営業の人の仕事ぶりを見ていても、大変そうで、自分のやりたい仕事は営業だったのか?とズレを感じて…。
別の可能性を探りたいと転職を決めました。
でも、ネガティブな理由で辞めてしまったため、「退職理由は?」という質問に正直に答えていいものか迷っています。
本音を隠そうと建前の理由を考えてみましたが、上手く伝わっている気がしません。
どう伝えたらいいのかモヤモヤしています。