「この仕事は自分に向いているのかなぁ」と迷ったら。-CAやっすーが気になるハナシ6-
キャリアアドバイザーをしていると、本当にいろいろな声を耳にします。
悩みの中身は人それぞれ。
そんな中で、私が最近気になっているハナシをご紹介します。
転職に向けて企業を探す中で、興味はあるけれど「この仕事は自分に向いているのかなぁ」とモヤモヤして二の足を踏む人がいます。
この迷いをどう払拭したらいいかアドバイスします。
この記事のポイント!
・向いている仕事と出会える人は一握り。
・「向いていないから」と悩むより、まずはポジティブ思考を持つ。
・向き不向きを問うことで、自分にマッチする仕事の解像度を上げられる。
「向いていないかも」と違和感にしばられないで
「この仕事は向いているのか?」という問いに対して、まず結論からいうと、自分の能力や気質とベストマッチする“向いている仕事”に出会える人は一握りです。
40代、50代までひとつの職種でキャリアを重ねてきた人ですら、同じような悩みを抱えることは少なくありません。
「すごく向いているとは思わないけれど、ずっとやってきて経験も積んできた仕事ですから」と、向き不向きとは関係なく、続けるうちにちょっとした愛着が湧いてきたと話す人も。
ですから、まずはちょっとした「向いていないかも」という違和感だけで、その仕事を避けてしまうのはもったいない。
ある転職希望の相談者さんは、営業職として勤めていた企業を辞め、次の仕事を探すにあたり「営業は向いていないかも」と悩むがゆえに、ネガティブな思考になってしまっていました。
それでいつまでたっても決断できません。
さらに、転職した後も「この仕事は向いていないから」と同じようなループにはまってしまうかもしれない。
向き不向きの前に、仕事のいいところを見つけるマインドに切り替えましょう。
向き不向きの問いは、パフォーマンスを上げるために使う
前向きなマインドを持った上で、向き不向きを考えるのは、キャリア形成において大切です。
ただし、「営業職が向いているか否か」という大きな話ではなく、解像度を高めていく必要はあります。
例えば、「新規営業、既存営業、どちらが得意か」「数値目標をプレッシャーに感じるかどうか」など。
「向いているかなぁ?」という問いは、あなたのプラスに働くように使ってください。
やっすー
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
1990年名古屋市中川区生まれ、南山大学出身。
教育業界で事業運営・経営企画を経験した後、キャリアアドバイザーとして名大社に入社。
特技は、東海地方に数多ある会社の情報や、皆さんが知らないようなお仕事のこともめちゃくちゃ分かりやすく伝えることです!わからない業界のことなど、ぜひ聞いてください。