ニシダの転職!質問道場!!⑥
ニシダチカ
Q:西田さんは、これまでいろいろな仕事をしてきたと伺いました。一番やりがいがあったのはどの仕事ですか?
どれが一番ではなく、共通して感じる「やりがい」が存在します。
私はこれまで6回転職して、人材業界もそれ以外の仕事も経験してきました(以前、転職のエピソードを全3回の記事にまとめました。コチラからご覧ください)。実は現在も、名大社の転職エージェントだけでなく、大学生の就職活動の相談や、企業の採用のお手伝い、セミナー講師などをしています。
さて、どの仕事が一番やりがいあるものか聞かれると、「どれが一番」と決めるのは正直難しい。それは、どの仕事もやりがいがあって優劣つけられないという話ではなく、私にとっては、やっていることは違っても得られるやりがいはよく似ているんです。
そもそも「やりがい」ってなんでしょう。
私は、「やりがい」を自分の仕事に対してプラスのリターンをもらい、その喜びが「また同じ仕事をしたい」と思えるモチベーションにつながるものだと定義しています。
仕事へのリターンについてですが、次につながるほどの喜びを感じるかは人それぞれでしょう。さらに、同じ仕事をしたとしても、得られるリターンは仕事の仕方によって変わってくるはず。仕事の種類によって得られるリターンが同じとは限らないし、逆に違う仕事から同様のリターンを得られる場合もある。私が自分の仕事に優劣をつけず、どれもやりたいことだと思えるのは、共通のリターンを得られていると感じるからです。
私にとってのやりがいは、人との関係性。例えば、就職や転職のお手伝いをした方が、近況報告をくれたり、LINEをくれたり。お手伝いが一区切りした後もつながる関係が喜びになり、「また同じようにがんばろう!」とやる気が湧きます。ただし、関係づくりが目的ではなく、自分が納得できる仕事をまたしようと思えるきっかけに関係性そのものがなるんです。
ちなみに、大勢のまでやるセミナー講師は、人間関係につながる機会は少ないものの、自分の考えを言葉にする機会になるなど、私の考えるやりがいとは別のプラスを見出しています。講師でのプラスが他の仕事のやりがいにつながってもいる。結局、関わっている仕事全てでバランスがとれているのかな。
「どれがやりがいのある仕事か」より、「自分のやりがいが得られる仕事はどれか」と視点を持つといいかもしれません。予想外もしない仕事にやりがいを見つけたら、あなたの可能性はもっと広がるはず。
今までの経験を棚卸しすることで、その可能性を見つけてみては?その棚卸し、お手伝いしますよ。無料面談にお申し込みください。
こんにちは。ニシダです。人材業界歴10年以上、転職経験6回のニシダが、みなさんからのキャリアや働き方に関する質問にお答えします。今回は、私が関わってきた仕事についての質問を取り上げます!