【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE27】 "自分ブランド"と転職〜『無敵の転職』を読んで〜
オギウエが選んだ転職本について、名大社のキャリアアドバイザーと対談してみました。
参考文献は引き続き、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』です。
今回と次回は、やっすーさんと第5章の「活躍し続けられる唯一無二の人材であるために」というテーマで話します。
今回のキーワードは“自分ブランド”。
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』新星出版社、2019年
今回の対談のポイント!
・「**といえば〇〇さん」という自分ブランドを持つ。
・自分ブランドを確立すると、面白く楽しい仕事が増えるかも。
・転職を利用して、自分ブランドを活かせる職場を探すのもあり。
オギウエ
「**といえば〇〇さん」となろうと森本さんは述べており、この言葉に尽きるのかなと。
「この領域ならお任せを!」と自分も周りも認めるのが、自分ブランドの確立した状態ですよね。
ただ、転職しようとしている時は、自分ブランドのマーケットでの需要に注意すべきです。
自分だけが強みだと思っていてもダメ。
例えば、「ゲームが得意です」と面接にいっても、それで必要とされる職場でなければ「???」となってしまいます。
希望している企業に関係する自分ブランドかどうか見極めが大事です。
やっすー
オギウエ
他者との違いばかり気にしてあまりニッチな自分ブランドになるのも考えものかと。
本人だけ満足していても、企業のニーズに合わないと採用も就業も難しい。
「自分ブランド=自分しかやっていないこと」ではないので。
得意分野くらいに捉えるといいんでしょうか。
ちなみに、私の周りで自分ブランドを確立している人は、やっすーさんが一番に浮かびました。
法律やメーカーに関して知りたい時は、やっすーさんに質問したらいいと思えるんですよ。
なにが得意かを分かりやすくアピールするのは大切です。
社内で認知されたら、得意なことで相談されやすくなり、自分にとって面白く、楽しい仕事が回ってくる可能性も高まります。
やっすー
オギウエ
任せられる仕事の種類が変わるんですね。
20代の経験から自分ブランドを見出し、積極的に発信しながら、会社やお客様から「あれはお願いしよう」と信頼されるポジションになれるのは、理想的なキャリアステップのひとつなのでは。
自分ブランドを構築するために転職を使う手もありますよね。
得意だと気づいたことが今の職場では活かせないなら、フィールドを変えるのはアリな場合もあります。
自分のブランドを高く評価してもらえる場所を探してみてもいいかもしれません。
ただ、お伝えしたように、企業側のニーズもあるので、転職市場での需要はキャリアアドバイザーなどに聞いてみてもらえたら。
やっすー
森本さんは、社内で頼られる存在になるために“自分ブランド”を構築しようと書いています。
中途入社の人でいうと、これまでに身につけた専門性を活かして、転職先に新しい風を吹かせてほしいという話だと思います。
やっすーさんは、自分ブランドの構築や活用についてどう考えていますか?