【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE29】 メンターの力をキャリアアップにつなげる〜『無敵の転職』を読んで〜
オギウエが選んだ転職本について、名大社のキャリアアドバイザーと対談してみました。参考文献は、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』。いよいよ最終章!クロさんと、第6章「新時代に咲く「理想のキャリア」の築き方・歩き方」を読み進めていきます。
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』新星出版社、2019年
今回の対談のポイント!
・社内外で頼りにできるメンターを見つけよう。
・悩みがある時には、社外の客観的な声を聞くのもあり。
・上司と話しやすい関係が築けるとモチベーションも高まる。
オギウエ
社外のセミナーや講演会に参加して、積極的に挙手して、SNSで繋がって、改めて会って。といった人脈づくりも進められています。これができる人はいいですが、ハードルが少し高めかもしれません。本にもあるように、まずは身近なところで、社内報で見つけたすごい人に声をかけるとか、社外なら趣味が同じ人のサークルに参加するとか。入りやすいところから始めるのがいいかと。新しいつながりと刺激が、キャリアのプラスになるのは同感です。
クロさん
オギウエ
経営層の人と話すと、俯瞰的なものの見方を学ぶチャンスにもなります。目の前の仕事に一生懸命で気付けないこともありますから。森本さんは、悩んだ時こそ強い味方がいるといいとも書いていますね。
悩みについては、社内だけでなく、社外に相談相手がいると心強い気がします。自分の置かれた状況を社内の目だけで判断しづらい場合もあるので、客観的に見てもらえるといい。
クロさん
オギウエ
名大社の転職エージェントの部署は、部長のニシダさんに気軽になんでも話せて、いい環境だなぁと感じます。
考えをはっきり伝えてもらえるので、会社の方針も理解しやすいですよね。自分がその仕事をなんのためにしているのか納得もできる。言われた業務をこなすだけよりモチベーションも高まります。
クロさん
オギウエ
上司の伝え方はやる気に関わるものです。その点では、ニシダさんは指導者、助言者としても存在感のある人だと思います。
第6章で、「メンター(指導者・助言者)」について触れられています。幅広い年代の人との交流や、経験豊富な人からのアドバイスをもらうことを促す内容です。確かに、世代が上の人や役職のある人と交流するのは大切ですよね。森本さんは、すぐ側にいないなら社内外で自ら新規開拓しようと書いています。クロさんはどう思いますか?