【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE30】 自分にとって意味のあるインプットができていますか?〜『無敵の転職』を読んで〜
オギウエが選んだ転職本について、名大社のキャリアアドバイザーと対談してみました。参考文献は、引き続き森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』です。今回がこの本の最終回。クロさんと第6章を読み、総括もします。
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』新星出版社、2019年
今回の対談のポイント!
・読書などのインプットに継続的に取り組もう。
・転職で求められるのは実務経験。インプットと実務のバランスを大事に。
・インプットも転職も、目標に向かって主体的に活用する。
オギウエ
オギウエさんは、森本さんの本など転職に関わる本を何冊も読んでいたよね。
クロさん
オギウエ
業務と直結する内容のものを読んできました。読書によって、話せる言葉が増え、書く文章もより良いものになったように感じています。簡単ではないですが、インプットの習慣は保ちたいです。他にも、資格取得についても述べていますが…
森本さんは、資格取得もいいけれど、転職事情では実務経験が求められるという話をしていますね。これはその通りだと思います。キャリアアップに役立つ資格もあるけれど、数だけ揃えてもなかなか仕事に就くのは難しい…。なんとか実務経験を積む努力をしてほしいです。
クロさん
オギウエ
インプットと実務のバランスが大事ですね。
生活の中でも働いている時間は長く、ただ業務をこなすだけではもったいない。だから、先々の目標ややりたいことを持って、成長のためのインプットもできるといい。その方が、日々の行動にもハリが出るでしょう。知識やスキルが増えれば、新しい仕事に出会うチャンスもできます。森本さんも、アンテナを広くはっている人ほど機会にも恵まれると伝えたいのでは。
クロさん
オギウエ
30代、40代になると、自身の経験を語り、後輩にノウハウを伝えていく必要も出てきます。与えられたタスクをこなしているだけでは難しいかもしれません。主体的にステップアップのために動くと、日頃の意識も変わってくる。転職をする場合も、こうした経験が土台になります。この本を通して、さまざまな行動や心構えが取り上げられてきたように、せっかく働くなら自分で一歩踏み出す姿勢を持ってもらいたい。
「転職=キャリアアップ」ではなく、常に成長を重ねるからこそ職場で活躍できます。転職は目的ではなく手段なので、夢に向かって努力する中で、必要な選択肢として活かしてほしいです。
クロさん
「インプットし続ける。成長し続ける」とあり、仕事をしながら読書などの継続的なインプットをしようと書かれています。