2023.10.24

デヴィ夫人の話を聞いて転職について考えた。

先日、「デヴィ夫人」の愛称でおなじみのデヴィ・スカルノさんの講演にいきました。ご存知のとおり、インドネシアのスカルノ元大統領の夫人であり、タレントとしても活躍されている方です。彼女のお話を聞いて、働き方や人生について考えたことを書こうと思います。

この記事のポイント

  • ・変化する社会で英語を学び始めたデヴィ夫人
    ・ちょっとした変化に気づき、自分の新しい目標を見つける
    ・転職は人生の大きな変化。叶えたいビジョンを持って臨む

元大統領の夫人で、いつも華やかな印象を与えるデヴィ夫人ですが、生まれ育った家庭は決して裕福ではなかったそうです。戦争も経験されていて、父親がいない中で、体が丈夫ではない母親と幼い弟を守らなければと考えていたといいます。戦後、米軍の人たちが話す英語に興味を持ち、自分も話せるようになりたいと思うようになりました。海外の書籍を読みあさるうちに、外国へ行ってみたいという気持ちも高まります。この時、英語を勉強した経験が、後に大統領夫人となるきっかけのひとつだったのかなと感じました。

 

世の中の大きな動きに対して、それまで周りになかった“英語”に関心を持ち、学ぶことを目標にした。当たり前が変わっていくことに気づき、取り入れようと起こした行動が大統領夫人という未来につながったのだと思います。これは、今の社会で「英語を勉強したい」と言うのとはまったく違う話ですよね。変化を察知し、自分がすべきことを見つけて、実行していく。そんな姿勢は、今の社会を生きる私たちにとっても大切なものです。

 

多くの人は、同じ職場に通い、同じ仕事をして、同じ毎日が続いていきます。そして、そんな日々に少しうんざりしている人もいる。けれど本当は、仕事も、会社も、社会も、ちょっとずつ変化しているはずです。その変化に気づいて、「次はこんなことをしよう」と自分で新しい目標を立てられたら、意識が変わっていくのではないでしょうか。「別に刺激がなくても、働いてお金が稼げたらいい」と考える人もいると思いますが、仕事に使う時間は決して少なくありません。成長のチャンスを逃してはもったいないですよね。

 

転職は、人生における大きな変化のひとつです。だからこそ、自分がこれから叶えたい希望を持って臨んでほしいです。なんとなく今の職場を離れたいからではなく、次はどうなりたいかに目を向けてもらいたいです。そのビジョンを見つけるヒントになるのが、社会の変化なのではないでしょうか。あなたの仕事と社会への意識を振り返る機会になったら嬉しいです。

筆者プロフィール

クロさん、
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
愛知県出身愛知県在住
東京のIT系技術商社で、文系出身ながら営業職として奮闘。その後、愛知へUターンして名大社に入社。
冷静沈着に筋の通ったアドバイスを重んじるキャリアアドバイザー。

クロさん

クロさん

関連記事

関連記事

名大社転職エージェントについて
転職までの流れ
キャリアアドバイザー紹介