ニシダの転職!質問道場! ―第2回―

ニシダチカ

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こんにちは、ニシダです。人材業界歴10年以上、転職経験6回のニシダが、みなさんからのキャリアや働き方に関する質問にお応えします。今回も、よくあるご質問をピックアップしました。なお、前回はコチラ

Q. ニシダさんが「転職したい」と思うのはどんなときですか。

「成長したいと思ったときです!」

ふとしたときに、「スキルが足りないな」と不安になったり、足りないスキルをこの会社/この仕事で身につけられるのかと疑問を抱えることってありませんか。私にとって転職は、こうした「新しいスキルが欲しい!成長したい!」という衝動に駆られたタイミングの出来事でした。

例えば、初めて人材業界でキャリアアドバイザーをしていたときには、転職者さん個人とは向き合えていたけれど、採用する企業側の目線が足りませんでした。私の関わった転職が、個人にとっても企業にとっても価値のある機会になるために、その会社ではできない経験が必要だと考えたんです。人事異動で解決するなら上司に願い出たでしょうが、私の考える仕事は当時いた会社にはなかった。だから、会社を変える選択をしました。

人材業界に関わっていたいという思いと、スペシャリストよりもゼネラリストがあっているのではという自分のキャリアに対する見立てもあって、転職するたびに幅が広がったと感じています。個人の転職相談、企業の採用サポート、人事目線の組織コンサル、引きこもりの若者の就労支援。その時々でやっている仕事は違っても、地続きの業界の中で「今、どうなりたい。なにをやりたい」と考えて歩いてきた結果が転職6回なのかなと。

転職を考えるきっかけが「人間関係に不満がある」とか「今の仕事がやりたくない」とか、ネガティブな場合もあるでしょう。でも、逃げたい気持ちが先行してしまっている転職活動はやめて欲しい。今までの自分を振り返り、これから先の自分を考えながら、ステップアップにつながるチャンスにしてもらいたいですね。

Q. ニシダさんは、どうやって転職先を見つけたんですか

「客観的なアドバイスをくれそうな友人をつくる」

上の質問でお応えしたように、転職を考えるのは「この仕事がしたい」という明確な希望や悩みがあるとき。いい転職先はないかと探していたり、モヤモヤを抱えたりしたら、程よい距離感で聞いてもらえる相手に相談してきました。気心の知れた友人や家族は、「チカって●●だもんね」的にどうしてもその人の主観が入るので、客観的な視点で意見や助言をくれる人がいいですね。

例えば、趣味で活動している仲間や、学びの場など…仕事以外で多様な人とつながれそうな場に積極的に足を運んでみる。そこで自分が考えているキャリアについて話して見るわけです。そうすると、自分にないアイデアや、会社、仕事について、いろんな人がいろんな意見をくれます。それが実際に転職のきっかけにもなりました。コロナ禍では人が集まる場に参加するのは難しいかもしれませんが、オンラインのコミュニティーもあります。私たちのようなアドバイザーに客観的に聞いてもらうのもアリでしょう。希望を叶える可能性を広げるためにも、ひとりで悩まずにアウトプットするのがオススメです。

筆者プロフィール

ニシダ チカ
株式会社名大社
人材紹介事業部 部長
キャリアアドバイザー
 
1981年生。神奈川県出身 岐阜県在住。
こう見えて実はリケジョ。外資系メーカーに就職後、人材業界にキャリアチェンジ。
新規事業立ち上げや、コンサル、飲食店経営、NPO職員など転職6回を経て現在。
社会人の他にも、学生の就活相談や、企業から採用の相談を受ける日々。
チャームポイントは、おかっぱ頭と丸メガネ。

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