「転職」を考えよう-書評編③-

「転職の思考法」「転職大全」では転職の進め方や思考軸などを学びましたが、前回までの本に比べると今回は応用編かもしれません。

今回の本はコチラ!

「ずらし転職 ムリなく結果を残せる新天地の探し方」村井庸介

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表紙には「新しい安定志向」とも書かれているので気になってしまいますね。

現代は転職が珍しくない時代です。以前までは新卒で入社した会社に長くじっくりとという時代でしたが、自分のキャリアに向き合い転職をすることによってどんどん新しい可能性が見えてきます。

この本の著者は大学卒業後、10年間で7回の転職をしたきた方です。

2回目の転職までその場の流れで転職を決めていましたが3回目の転職から、処遇や待遇ではなく、新しい挑戦課題を設定して次の職場に移るようになったとのことです。

そんな著者が「自分らしさ」を持ちながら柔軟に変化していく、そんな生き方がこれからの時代重要になるのではないか、そう考え本書を書いたようです。

ずらし転職のテーマとは「いろんな経験が組み合わさり始めた!」と実感すること

少しずつ働く場所をずらしていき、さまざまなスキルを身に着け、世の中に求められる人材となる、スキルを足していくのではなく掛け算していき、より大きな結果をだしていくことだと書かれています。現状だけを解決しようとしたり、同じような仕事内容に転職することはあくまでも足していく転職です。それぞれの経験が次のキャリアに活き、どんどん達成感を得ながら進むことができるように、一つ一つのキャリアを大事にしていくことが大切だと思います。

人がやらない仕事、比較をされないポジションをつくると希少性が高くなる 自分が重宝されるポジションをつくる

人のとらない経験をとったほうが希少性が高くなり有利になるため、著者自身も自分のキャリアを掛け算しながら転職をしていきます。ですが自分のキャリアを満たすためだけに転職を繰り返しては意味がありません。自分にとっても、社会にとっても、有益になる転職をするべきです。その際には「こういうスキルを身に着けたいから転職しよう」という考えではなく「何かで貢献する代わりにどのような新たなスキルが身につくのか」という視点が必要になります。

著者はキャリアという言葉を「何かしら継続的に発展していく専門性」「価値を提供して結果として対価がいただけるもの」と定義しています。積み重ねても人々が対価を払いたいと思えないのであればあくまで趣味の積み重ねです。自分の「好き」「やりたいこと」を考える際には、そこに何を組み合わせたらキャリアとして経験を積めるのかを考えると視野が広がるのではないでしょうか。

今回紹介した内容はほんの一部です。
その他にも「ストレスとの向き合い方」や「安定志向の人こそ考えるべきずらし転職」など気になるテーマについてもたくさん書かれています。ぜひ一度手に取ってみてください。

以上オギウエでした!

筆者プロフィール

せりさん
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
1996年愛知県生まれ。愛知大学出身。
新卒で名大社に入社し、2020年までは広告営業の部署にいました。
営業で身につけたヒアリング能力を活かし、求職者や企業のために日々奮闘中です!

せりさん

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