【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE23】 転職先で"やるべきこと""やってはダメなこと"(1)〜『無敵の転職』を読んで〜

オギウエが選んだ転職本について、名大社のキャリアアドバイザーと対談してみました。参考文献は引き続き、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』。
今回と次回は、安田さん(やっすー)と、転職してから“やるべきこと”と“やってはダメなこと”について話します。


〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』新星出版社、2019

  • 今回の対談のポイント!
    ・自己紹介で語るべきは、実績よりも思い。
    ・周りとの共通点が見つかる自己紹介をしましょう!
    ・最初の数ヶ月は、お互いをちゃんと知り合う時間に。

初めて転職する人は、転職先での振る舞い方も考えると思います。森本さんも大切なポイントとして整理しているので、順番にいくつか考えてみましょう。

まず、自己紹介。第一印象はやっぱり大事です。
森本さんは、「「実績」よりも「想い」を語ろう」と書いています。前の会社でどんなことをしてきたかより、この会社でなにをしたいかを語る方がいいということですね。

やっすーさんはどう思いますか?

せりさん

せりさん

やっすー

やっすー

最初のうちは、社内で「すごい」と思われなくてもいい。年齢に関わらず、かわいがられる後輩になるのがポイントだと思います。

中途入社だと「即戦力になって認められなきゃ」とプレッシャーを感じるかもしれませんが、いきなり実績だけ語っても、かえって印象を悪くしてしまう場合もあります。
それよりは、これから仕事に一生懸命に取り組もうとしている前向きな姿勢を示すのがいいかと。

かわいがってもらうというと20代のようなイメージですが、30代、40代の人にも言えることですよね。

森本さんは、個人情報を盛り込んで「つっこみポイント」をつくろうとも書いています。自己紹介でどんな内容を話すといいのでしょう。

せりさん

せりさん

やっすー

やっすー

本では「共通点」という言葉も使われています。出身地とか、趣味とか、同じ要素を持っている人がいそうな話題を散りばめておくのは、距離を縮めるきっかけとして有効です。

まずは、なるべく多くの人に受け入れられるネタがいいかと。

いきなり自分のキャラクターを出しすぎるのも考えものです。大事なのはあくまでも職場での良好な人間関係。仕事がしやすくなるのが第一なので、「私はこういう人間だから受け入れてね」という考え方はNGですね。

せりさん

せりさん

やっすー

やっすー

そういう意味では、最初のうちは様子を見ながら自分を出していくのがいいのかな。

転職者が職場の空気感を把握するのにも数ヶ月くらいはかかります。そして、周りの人が転職者の人となりを理解するのにもある程度の時間が要る。

お互いをきちんと知るまでの間は、少し気持ちを引き締めたコミュニケーションをとるべきだと思います。

せりさん

せりさん

筆者プロフィール

せりさん
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
1996年愛知県生まれ。愛知大学出身。
新卒で名大社に入社し、2020年までは広告営業の部署にいました。
営業で身につけたヒアリング能力を活かし、求職者や企業のために日々奮闘中です!

せりさん

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