【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE26】 転職者が忘れちゃいけないこと〜『無敵の転職』を読んで〜

オギウエが選んだ転職本について、名大社のキャリアアドバイザーと対談してみました。参考文献は引き続き、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』。今回は石黒さん(クロさん)と、転職の際に忘れてはいけないことを考えます。

〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 無敵の転職』新星出版社、2019

  • 今回の対談のポイント!
    ・「部外者的な視点」を上手く生かす。
    ・転職先でのミスは絶対に隠さない、ごまかさない。
    ・前職までの経験を生かしながら、自分を一度リセットするのも大事。

森本さんは、転職者の「客観的な視点」や「新しい価値観」は企業が期待するものであり、そうした「部外者的な視点」を生かすのが大切な役割だとしています。

クロさんは転職経験者ですよね。前の職場での経験をもとに、意見を出すことはありますか?

せりさん

せりさん

クロさん

クロさん

聞かれれば話しますが、自分から積極的に「前はこうだった」と言うのは少ないですね。前職と同様にしようとするのがいいわけではありませんし。

意見を出すとしたら、なるべく角が立たないようにと森本さんも書いています。意見ではなく質問として投げかけてみるのもひとつの手ですね。

せりさん

せりさん

クロさん

クロさん

もちろん転職先に染まりきる必要はないと思います。一歩引いて客観的にいい面も悪い面も見えやすいのは中途入社の強み。外部の視点を求められた時に、きちんと出せるようにしておきましょう。

森本さんも述べているように、新しい風を吹かせてほしいと期待されている場合が多いにありますから。

転職者が加わると職場に刺激が生まれます。せっかく積み上げてきた経験を役立てる意識は持っておくべきです。

もうひとつ、ミスに関する考え方についても書かれています。転職先で失敗をしてしまった。隠したい、ごまかしたいと思っても、絶対にしてはいけない。これはいつでも間違いのない話ですね。

せりさん

せりさん

クロさん

クロさん

中途入社したばかりでミスを隠すと、「大丈夫だろうか…」と周りに警戒されてしまいます。
どんな人でも失敗するので、正直に話すのが一番です。

「前職での実績があるからミスはしないだろう」とはならない。むしろ、ミスした後の振る舞いを周りは見ています。

せりさん

せりさん

クロさん

クロさん

それまでの経験は大切にしつつも、転職したら自分自身を一度リセットした方がいいでしょうね。そうすると、改めていろいろなことに気をつけられるはずです。

筆者プロフィール

せりさん
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
1996年愛知県生まれ。愛知大学出身。
新卒で名大社に入社し、2020年までは広告営業の部署にいました。
営業で身につけたヒアリング能力を活かし、求職者や企業のために日々奮闘中です!

せりさん

せりさん

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