「転職」を考えよう-書評編④-

こんにちは。オギウエです。

今回のコラムの本を探していたところ、西田さんからお勧めいただき読み始めた「科学的な適職」。就職や転職などの「キャリア選択」について、科学的な根拠に基づき具体的に解説したノウハウ本です。

「科学的な適職」鈴木祐

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様々な事柄について、数字やデータに基づきアプローチしているので個人的にはとても腑に落ちました。本書によると、人間の脳には適職選びのためのプログラムが備わっておらず、また適職選びを間違った方向に導くバグがあるそうです。読み進めると、自分の視野がいかに狭く偏った思考でいたのか、またそれがバグであるということが書かれていてとても面白いです。

そして、人間は職種や企業を選ぶ際に深く考えることを怠ってしまう傾向にあります。本書では、株を買うときにはどこの株を買うべきなのか徹底的に調べ上げますが、企業選びにおいては凝り固まった狭い視野の中で選ぶことが多いと書かれており納得しました(笑)著者は「仕事選びについてもっと徹底的に考え抜くべきである」と語っています。

本書での適職の定義は「あなたの幸福が最大化される仕事」です。

「直観」や「思い込み」によってキャリアを選択してしまうことは、将来の後悔に繋がります。本書に書かれていることを実践すれば、自分にあった適職を選択をすることができます。

→こんな人におススメ!

・自分はどんな仕事に向いているのか知りたい人
・自分にとってのベストな選択が分からない人
・転職をしようか迷っている人
・今の会社に残るべきか悩んでいる人

本書は転職マニュアルではありません。読み進めていくうちに、今の環境がベストだと気付くこともあるかもしれませんね。

まず初めに「幸福な仕事選び」に役立つ可能性が高い5つのステップが書かれています。

AWAKE5つのステップ

  • 幻想から覚める
    職業選択で陥りがちな「好きを仕事にしよう!」「適正にあった仕事を探そう!」といった幻想から目を覚まします。

  • 未来を広げる
    キャリア選択を誤らせる最大の原因を特定し、「人間が本当に幸福を感じる仕事とは何か?」について学びます。

  • 悪を取り除く
    「人間を不幸に追いやる職場の条件」を考えできるだけ困難を取り除く方法をチェックします。

  • 歪みに気付く
    人間の脳にあるバグを探し出し自分の選択が間違った方向に進んでいないかどうか確かめるステップです。

  • やりがいを再構築する
    仕事選びは正しかったのか、やりがいを持つにはどうすればいいのかなどのポイントを押さえ日々の幸福度を上げていきます。

意思決定の精度を上げて正しい仕事を選び、正しい仕事を通して人生の幸福度を上げていくステップです。

一つずつ読み進めていくと、「仕事選びにおける7つの大罪」「仕事の幸福度を決める7つの徳目」「最悪な職場に共通する8つの悪」が科学的に証明されています。特に仕事の幸福度については、自分が考えていたことがデータに基づいて証明されていたり、また自分が考えてもいなかった条件もありとても面白いです。

最後に、印象に残ったフレーズを紹介します。
『人間には「自分の視野の限界」を「世界の限界」だと思い込む傾向があるため最高の職を探すためにはこのステップは欠かせません』
就職や転職の失敗の7割が視野狭窄によって引き起こされるようです。
本書を読みながら少しずつ視野を広げてみませんか?

以上、オギウエでした!

筆者プロフィール

せりさん
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
1996年愛知県生まれ。愛知大学出身。
新卒で名大社に入社し、2020年までは広告営業の部署にいました。
営業で身につけたヒアリング能力を活かし、求職者や企業のために日々奮闘中です!

せりさん

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