【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE4】 『本気の転職パーフェクトガイド』から考える、U・Iターン転職。
オギウエ(せりさん)が選んだオススメの転職本について、名大社のキャリアアドバイザーたちと対談してみました。前回に続き、石黒さん(クロさん)と森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』を取り上げます。今回のテーマは、U・Iターン転職。
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2013年
今回の対談のポイント!
・U・Iターン転職で抑えるべき三つのポイント
・東海エリアの企業は対面で会う機会を持ちたがる?
・収入など首都圏と異なる条件のすり合わせは慎重に
せりさん
クロさん
森本さんは、U・Iターン転職成功のポイントとして、
「家族や婚約者には早い段階で相談」「転職活動のスケジューリング・資金計画は綿密に」「各地域のUターン・Iターン支援制度をチェック」の三つを挙げています。このうち「転職活動のスケジューリング・資金計画は綿密に」は、あらかじめ余裕を持った想定をしておくといいですね。
私もそうでしたが、退職して地元に戻ってから転職活動に入る場合は、大きな問題はないでしょう。
ところが、働きながらの転職では、時間調整が必要ですし、複数回の往来になればお金もかかります。新型コロナの影響でオンラインでのやりとりも増えました。
それでも、東海エリアでU・ Iターン転職のお手伝いをしていると、二次面接以降で対面のやり取りを望まれるケースは多いと感じます。
それはなぜしょう?
せりさん
クロさん
企業の文化や社風を理解してから入って欲しいということかな。
いずれにしても、対面の機会が必須なら適切な対応が必要になります。
そうですよね…!
東海圏は、製造業を中心に有力企業もあって、求人も豊富なので、地方の中でもバリバリと働けるチャンスがある気がします。
せりさん
クロさん
たしかに関東での就業経験を好ましく捉える企業は多いと思います。一方、物価が安いので、収入が数字上は減るのが一般的。「ここで働きたい」と前向きだったのに、条件面で折り合いがつかず破談になるパターンもあるんです。
首都圏からの転職者とは条件面のすり合わせに慎重な傾向があります。
自分自身の希望だけでなく、家族への情報共有もこまめにして、できるだけスムーズにみんなが納得する転職にできると良いですね。
東海圏ならではのUターン、Iターンの要注意ポイントをしっかり押さえてもらえたら。
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本では、首都圏だけでなく地方へ視野を広げるUターン、Iターン転職を選択肢のひとつとして推奨しています。名大社はジモト企業を応援しているのもあって、東海圏へのU・Iターン転職希望者に選ばれる機会は少なくありません。
石黒さんは、まさに東京からのUターン転職経験者ですよね。
今回の内容、どんな感想を持ちましたか?