【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE8】『本気の転職パーフェクトガイド』から考える「転職で失敗する人、成功する人」。
オギウエ(せりさん)が選んだオススメの転職本について、名大社のキャリアアドバイザーたちと対談をしてみました。前回に続き、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』を参考に、やっすーとせりさんが「職務経歴書」の話をします。
(前回からの続きの話です。これまでの記事もぜひご覧ください)
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2013年
今回の対談のポイント!
・「職務経歴書」では、専門用語を多用しない。
・ボリュームが多すぎるのはダメ。基本は2ページ以内。
・あなたの仕事ぶりがイメージできるエピソードを書こう。
せりさん
専門用語を多用していないか気をつけて欲しいです。
自分にとって当たり前でも、相手が知らない言葉はたくさんあると思った方がいい。
限られた時間で職務経歴書を読み、判断する採用担当者に難解な文章を送ってはいけません。
現場と人事で専門性の高さに差があるのも普通です。
カタカナ語やアルファベットの略語は極力避けましょう。
自分の専門性をアピールする意図があるのかもしれませんが、中途の場合は経験年数などからある程度汲み取ってもらえます。
むしろ職務経歴書は素人向けに書くつもりで。
家族や友人に読んでもらって伝わるか確かめるのもいいですよ。
やっすー
せりさん
ボリュームが多すぎるのもマイナスポイントですよね。
2ページ程度に収めるのが基本だと思います。
どれだけ経歴が多くても、4ページは超えないようにしましょう。
逆に20代前半の転職で書くことがなければ、1ページや1ページ半で終わっても大丈夫。
やっすー
せりさん
時間がなくてもストレスなく読めるボリュームにするのが大切ですね。
読み手になにを伝えたいかを考えて、経験のコアの部分を端的にまとめるといいのでは。
そうですね。
自分なりに工夫したエピソードなどを具体的に書いておくと、入社後の仕事ぶりを想像してもらいやすくなります。
企業名や業務内容など、単語だけ並んでいて内容はスカスカの職務経歴書だと、採用担当者のモチベーションは高まりません。
やっすー
せりさん
「前職では、任せられたことをやってきただけ…」という人はどんなことを書いたらいいんでしょう?
仕事は任せられるばかりだったとしても、その中で自分なりの細かい工夫はあるはず。
「正確に、効率的に仕事を進めようとこんなやり方をした」とか。
どんなに小さなことでも、事実ベースで書けることを探しましょう。
やっすー
せりさん
仕事を通してどう考え、どう行動したかを振り返ってみるといいんですね。

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森本さんは、誤字脱字、シワ汚れなど職務経歴書のNG例も挙げています。
やっすーさんは、職務経歴書を作る上でなにに注意してもらいたいですか?