【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE9】『本気の転職パーフェクトガイド』から考える履歴書作りのポイント
オギウエが選んだオススメの転職本について、名大社のキャリアアドバイザーたちと対談をしてみました。引き続き森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』を読み進めていきます。今回と次回は、クロさんと「履歴書」のお話を。
〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2013年
今回の対談のポイント!
・履歴書の写真は写真スタジオで撮る。清潔感が第一。
・「希望」も「資格」も不必要なことをわざわざ書かない。
・どんな印象を与えたいのか。履歴書に書く意味を考えて。
オギウエ
基本的にはどちらでもいい。ただ、何枚も作成することを考えると基本的にはパソコンで作ったほうが効率的だと思いますよ。履歴書をデータでやり取りするのも一般的になってきましたし。手書き必須の企業はそのように案内してくれます。
クロさん
オギウエ
そうですよね。転職活動は初めての方から「手書きじゃないとダメですか?」と聞かれることは少なくないです。パソコンでも問題ないと知っておくと良いと思います。
次に、履歴書の写真についても述べられています。白い壁をバックに自撮りした写真を使う人もいますが、お金はかかっても綺麗な写真を用意すべきかと。
写真スタジオで撮ってもらうのが一番良いです。履歴書の写真は、清潔感や誠実さを感じられることが大事。画像編集ソフトで加工するのもすすめませんね。実際に会ったときに違和感が生まれてしまいます。写真をいじって見た目を良くすることよりも、服装や髪型をきちんと整える、姿勢を正すなどの配慮をしてもらいたい。
クロさん
オギウエ
「本人希望記入欄」の話もあります。給与や勤務地など、書いておきたい気持ちは分かるものの、あまり詳細に書くのも考えた方が良いですよね。
履歴書で提示するより、面接を重ねて関係性ができた状態で相談して欲しいです。そもそも、給与や勤務地などの条件は応募前に確認しているはず。履歴書に書いても「募集要項ちゃんと見ていないの?」とマイナスの印象にもなりかねないからね。
クロさん
オギウエ
わざわざ書く必要がないのは、資格もそうですよね。履歴書はプロフィールではないので、仕事に関係するものだけを書けば良い。趣味にまつわることを書く人もいますが、履歴書でアピールすることではないかと。
私もそう思う。「こんな印象を与えたい」と意図があり、仕事と関わって語れることがあるなら別かもしれませんが。中途半端に情報を足してマイナスイメージになるのももったいない。
クロさん
オギウエ
提出した先で、誰が手に取り、どのように読むか想像してみると良いですね。
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