【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE18】 『本気の転職パーフェクトガイド』から考える転職先で歓迎される行動や姿勢

オギウエが選んだオススメの転職本について、名大社のキャリアアドバイザーたちとの対談をお届けしています。参考文献は、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』。今回が、この本を使ってお話しする最終回です。クロさんと「転職先で歓迎されるポイント」について話します。

 

〜今回のおすすめ転職本〜

森本千賀子『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2013年

  • 今回の対談のポイント!
    ・過去の習慣は引きずらない。郷に入っては郷に従え。
    ・「前の会社は…」は絶対NGワード
    ・まずは転職先での人間関係構築が最優先

オギウエ

オギウエ

転職先の企業で歓迎され、スムーズに職場に馴染みたいですよね。前回お話しした、転職活動中の企業への返事の迅速さなどは、好印象を持ってもらう上での大前提。当たり前のことができた上で、さらになにを意識すべきでしょう?

森本さんの本では、「謙虚な姿勢で素直に教えを請える人」は好感を持たれるとあります。前の会社での習慣などを引きずらないで、新しい環境に積極的に溶け込む姿勢ですね。どんな人がいるのか、どんな文化があるのか。いきなり自分のキャラクターを出そうとせず、しっかりと周りの様子をみましょう。職場内でのやり取りを知って、振る舞いを合わせていく努力も必要です。自分が以前に勤めていた職場に、どんな人が入ってきたら話しかけたいか、話しかけやすいかをイメージしてみるのもいいと思いますよ。

クロさん

クロさん

オギウエ

オギウエ

前職での習慣を引きずらないという話でいうと、「前の会社ではこうだった」という言葉はNGですよね。

そうですね。前職を理由に今の仕事で「これはやらない」というのはありえません。まったく関係のないことです。もしも前職のやり方が優れていて取り入れたいなら、「そのやり方はしません」ではなく、「こうしましょう」と提案するのがいいでしょう。とはいえ、転職先にもその仕事の仕方を採用している理由があるはず。郷に入っては郷にしたがえです。

クロさん

クロさん

オギウエ

オギウエ

採用されているので、実績が買われているのは間違いありません。だからといって自分本位になりすぎては、周りとの関係も上手く築けない。新しい環境と向き合って欲しいです。

クロさんは転職組ですが、どのくらいで名大社に慣れましたか?

人間関係は1ヶ月くらいで馴染めたと思います。ただ、業務面は職種が変わったのもあって、時間がかかりましたね。職種が変わるかどうかによっても、転職先に慣れるまでの期間は変わるでしょう。

ただ、やっぱりまずは人間関係を整える必要があります。社内の人とギクシャクしていて、仕事が上手く回ることはないです。

クロさん

クロさん

オギウエ

オギウエ

森本さんも「自分が動くよりも先に、周囲の環境を整えることが大切」と書いていますね。成績を残すためにも、焦ることなく転職先にじっくりと入り込みましょう!

筆者プロフィール

クロさん、
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
愛知県出身愛知県在住
東京のIT系技術商社で、文系出身ながら営業職として奮闘。その後、愛知へUターンして名大社に入社。
冷静沈着に筋の通ったアドバイスを重んじるキャリアアドバイザー。

クロさん

クロさん

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