第二新卒に伝えたい、転職理由の語り方
第二新卒とは…
一般的に、入社3年以内で退職した20代前半の人材を指す言葉です。
「第二新卒に伝えたい、企業が求めるあなたの強み」という記事で、第二新卒を求める企業の声を紹介しました。今回は、 企業へPRする際の第二新卒ならではのコツを教えます。
転職の面接などに赴くとき、悩みのひとつは「短期間で辞めてしまった理由をどう説明しようか…」ということではありませんか。「はやく辞めてしまうかもしれない人」とみられたくない。そんな不安からあれこれ考えてしまうかもしれませんが、 無理やり理由をつける のはオススメしません。まずは、あなたが退職し、転職しようと思った理由を素直に整理してみましょう。
短期間であっても、勤めていた企業への思い、自分のキャリアへの志向など、明確な理由があって、さらに転職に向けての熱意があれば、それはきちんと伝わるはず。ごにょごにょと聞こえよく取り繕うよりは、自分の言葉で素直に伝えた方がきっといいですよ。
「もしかしたら、自分のキャリアとしてちょっと違うかも」と感じたら、入社した短期間であっても、ぜひ真剣に未来のことを考えてみてください。もしも「ちょっと違うかも」と思いながら 4、5年働いたあとに転職を決めたら、職種を変えるなど大きなキャリアチェンジは第二新卒の時よりも難しいかもしれません。 「あの時に転職すべきだったかも」と後悔を抱えないように、自分と向き合ってもらいたいです。
ただし、 短期間での転職を決断する場合 には、同じことの繰り返しにならないように、きちんと「自分がどうしたいのか」を考えましょう。一度社会人を経験したからこそ、大学生の時とは違う会社との出会い方ができるはずです。
一方で、最近では職場でのパワーハラスメントで精神的苦痛を受け、やむなく退職したという話も少なくありません。やる気はあるのに苦しい時間が過ぎていくのはもったいないこと。どうか、20代の時期を無駄にしないでほしいと思っています。
もしも迷ったときには、私たちキャリアアドバイザーに相談してください。第二新卒の先のキャリアを一緒に考えながら、長く働ける場所を見つけるお手伝いができましたら^^
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クロさん、
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
愛知県出身愛知県在住
東京のIT系技術商社で、文系出身ながら営業職として奮闘。その後、愛知へUターンして名大社に入社。
冷静沈着に筋の通ったアドバイスを重んじるキャリアアドバイザー。