【TENSHOKU BOOKS DIALOGUE12】 『本気の転職パーフェクトガイド』から考える職務経歴のまとめ方

オギウエが選んだオススメの転職本について、名大社のキャリアアドバイザーたちと対談をしてみました。

前回は、森本千賀子さんの『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』を参考に、やっすーさんと職務経歴書について話しました。

今回はその続きの内容です。ぜひ前回の記事もご覧ください。

〜今回のおすすめ転職本〜
森本千賀子『トップコンサルタントが教える 本気の転職パーフェクトガイド』新星出版社、2013年

  • 今回の対談のポイント!
    ・同業他社への転職なら、業界用語も使って共通点をアピール。
    ・他業種への転職なら、能力を示す具体的なエピソードでアピール。
    ・職務経歴書に「がんばりました」とは書かない。

せりさん

せりさん

前回、転職先と自分の経験の「接点」、つまり共通点を見つけようという話がありました。とはいえ、同じ業界で転職する人がいれば、業界や職種をがらりと人もいますよね。それぞれの場合で、「接点」探しの仕方も変わってくるのでは。

そうですね。

営業職を例に考えてみましょうか。

同業他社への転職であれば、共通点は比較的見出しやすいと思います。具体的にどんな商材を扱っていたか話せば、応募先の人事担当者もある程度どんな仕事をしてきた人なのか想像がつく。

多少突っ込んだ専門的な話もできるのでは。ですから、職務経歴書にも可能な限り具体的な情報を記すといいと思います。

一方で、まったく別の分野に移るとなると畑違いの人にアピールするのは容易ではありません。商材や取引先の話題を出してもピンとこない場合もあり得るので、個人の能力をイメージできる情報を盛り込むのがオススメです。

例えば、どんな手法で営業してきたか、お客様とのやりとりで心がけてきたことなど。

人事担当者には、あなたがどんな働き方ができる人か理解した上で、その力が自社でどう活かされそうかを思い浮かべてもらう。

そうすれば、違う業界、職種でも入り込むきっかけができやすくなるはず。

やっすー

やっすー

せりさん

せりさん

転職先と自分の距離感を測りながら、どう具体的にすべきかを考えるのが大切ですね。
そういう意味では、職務経歴書に「がんばりました」「一生懸命取り組みました」と書いている人もいますが、できればこうした言葉を使わずに伝えられると良いのでは。

私もそう思います。「がんばりました」では、なにをどう努力し、工夫したのかが伝わりません。

やっすー

やっすー

せりさん

せりさん

「がんばりました」と言わずに、がんばったことが伝えられるといいですよね。

努力してきたことをアピールしたい気持ちはわかりますが、一度落ち着いて自分がどんな仕事をしてきたのか丁寧に言葉にしてもらいたいと思います。

筆者プロフィール

やっすー
 
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
1990年名古屋市中川区生まれ、南山大学出身。
教育業界で事業運営・経営企画を経験した後、キャリアアドバイザーとして名大社に入社。
特技は、東海地方に数多ある会社の情報や、皆さんが知らないようなお仕事のこともめちゃくちゃ分かりやすく伝えることです!わからない業界のことなど、ぜひ聞いてください。

やっすー

やっすー

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