「半年後に転職したい人が読むといいコラム。」

「半年後に転職したい!」と思ったら。

今すぐには転職出来ないけど、半年後には、、、

計画性のある人ほど、先を見据えての転職を考えるんじゃないかと思います。

このコラムではちょっと先の未来で転職したいと思った時にやっておくと良い事をご紹介します。

①転職活動の平均期間

転職を逆算して考えるなら、そもそも世の中の人はどのくらいの期間で転職を行っているのかを知る必要があります。世の中の人と言うと色々な属性の方がいるので、一概には言えないですが、大体大雑把に2~3ヵ月かけて転職活動を終える人が多いです。活動にこの期間を要するので、在職中に転職活動をした場合は、約5か月後には新たな会社に出勤をしているということになります。なぜなら、23ヵ月かけて内定を貰った後、在籍している会社での担当業務の引継ぎで1ヵ月~2ヵ月はみておく必要があるためです。ここは離職か現職かによって変わってきます。今回は在職の人を基準にお話していきます。

➁ステップ1~計画を立てよう!~

どうですかね?半年後ってちょっと先かと思いきや転職活動となると意外と時間は無いです。現職の忙しさも転職活動期間に影響します。忙しくて中々面接の準備や面接に時間が取れない場合、1社ずつ丁寧に受けていくことになります。その際は、むやみやたらに会社を受けるのではなく、志望度の高い企業や通過可能性の高い企業を選ぶと良いです。自分の置かれている状況を踏まえて計画を立てる事が必要です!

ちなみに1社の書類選考から内定が出るまでがおおよそ3週間から1ヵ月になります。週に1社しか面接を入れられなかった場合、1ヵ月で1社、3ヵ月で3社しか受けられないことになります。ここで企業選びの重要性が出てきますね。

自分の置かれている状況、何社の面接であれば準備も含めて余裕をもってできそうか、いつまでに転職したいのか、こういったことを踏まえて逆算して動きましょう。

③ステップ2~情報収集~

最初の12ヵ月は情報収集の時間にしましょう。こいうった転職に関するコラムを読んでみたり、転職サイトに登録し、求人をみてみたり、転職エージェントに相談をしてみたり。転職活動の行い方も色々あるのでそれについてはこの記事を参考にしてください!転職理由や今の仕事で頑張ってきたこと、辛かった事、自分の得意な事、これらの深堀やストーリー作りもこの時期に行っておくと良いでしょう。ここが整理できてこそ、向いていそうな業界や仕事がみえてくることもあります。自分で整理した上でエージェントの方と話ができるとより深い話ができ、更に自分の考えが整理できると思います!職務経歴書の書き方についてはこちらの記事を参考に。

④ステップ3~企業選定~

自己分析も終え、履歴書・職務経歴書を整え、会社や世の中の情報収集ができたら、いよいよ企業選定です。まず、自分の希望する条件で求人を検索してみましょう。求人の数はどうでしょうか?数が多すぎる場合は、条件が緩いため、もう少し自身の条件を追加します。少ない場合は、まずは絶対に譲れない条件(転職をする要因が解消される条件)に絞り、段々と狭めていく様にしましょう。エージェントを利用している場合は、予め条件や希望に沿った求人が用意されていることもあります。その場合、必ずしも全ての求人を受ける必要はありません。紹介されたものの中から、面倒であっても自分で選択をして受けて行きましょう。

⑤ステップ4~応募から内定承諾まで~

企業選定が終わったら、応募をし始めます。大体の企業で、応募の段階から履歴書・職務経歴書の提出が求められます。誤字脱字は無いか、しっかりチェックを行い、応募を進めましょう。書類選考が通過すれば、一次面接です。面接は対面やWEBで実施されています。コロナ禍でWEB面接を導入する企業が増えてきています。WEB面接で注意すべきことはこちらのコラムにまとまっていますので、気になる方は読んでみてください!

 

企業によっては面接が1回きりの会社もあります。面接が一度の場合は、直接思いを伝えられる機会は1度となるので、想い残しの無いように、志望度が高い企業であれば入社意欲が伝わる様にアピールしましょう。

 

面接の際は基本的に「志望動機」「転職理由」「前職で辛かったことや頑張った事」「自己紹介」「長所短所」「逆質問」は聞かれると思い、準備をしておきます。これらはオーソドックスな質問事項なので、多くの企業で聞かれることが多いです。これ以外の質問の為に、今まで自分が行ってきた仕事や考え方について整理をしておきましょう。職務経歴書に沿って質問をされることもありますが、ここで職務経歴書を作成した際に行った自己分析が役に立ちます。

 

面接が順調に進めば、内定となります。内定が出ると労働条件通知書という書類を企業から受け取ります。(※労働条件通知書を受け取ってから3日~1週間で内定承諾の期間を定められることが多いです。) 企業は採用した人に対して労働条件を通知する義務がある為、内定承諾をする前に必ずこの書類を貰う様にしてください。これは労働基準法施行規則第5条に明記されている事項です。会社への入社を決めるという大事な決断になるので、後からこんな条件は聞いていなかったということが無いように、必ず受け取ってから入社の判断をする様にしてください。

⑥ステップ5~退職交渉~

希望する企業から内定が出たら、今の職場に退職の申し出をしましょう。今まで先に退職をした方から話を聞いておくとスムーズかもしれません。よく「退職届を受け取って貰えない」という話を聞きますが、民法上、会社の都合で退職を拒否できないことになっています。※無期雇用労働者の場合

⑦まとめ

いかがでしたでしょうか?

半年後に転職したい!と思った際のスケジュール感をご紹介しました。まだまだ時間があると思いきや、意外と長期スパンで考える必要がある転職活動。時には「今すぐ辞めたい!」と思う事もあると思いますが、大事なキャリアの選択になるので、できれば計画的によく考えて、次のステップに進めると良いですね。

筆者プロフィール

クロさん、
株式会社名大社
キャリアアドバイザー
 
愛知県出身愛知県在住
東京のIT系技術商社で、文系出身ながら営業職として奮闘。その後、愛知へUターンして名大社に入社。
冷静沈着に筋の通ったアドバイスを重んじるキャリアアドバイザー。

クロさん

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